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刷毛目筒茶碗

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古今倭歌集巻第一
春歌上

ふるとしに はるたちける日よめる

     ありはらのもとかた

としのうちに はるはきにけり ひととせを
        こそとやいはむ ことしとやいはむ

と、言うのが(^^)
昨日の「はるたちける日よめる・・・」の
本歌です!(^^)(^^)

昨日に続いて
今日も真冬、真っ最中ですが
ついつい、かの歌が口をついて出てきます!(^^)

この ひととせを はるとやいはむ ふゆとやいはむ・・・・(^^)(^^)

・・・・・

写真は大原ジュンさんの作品
白化粧+透明釉で

この写真を正面と見ますと
丁度、左右に分かれて

酸化焼成の地色と
還元焼成の地色とが見て取れます

還元色を冬とみ
酸化色を春と見立てますと

先ほどワタクシが、口をついて
出ると言った

いづことやいはむ・・・・となりまして(^^)(^^)

そうやって
もたもたうじうじ言っていても

いづれは
春が来ることに決まっている!

と、自答しつつ・・・

このお茶碗を見ても

気持ちを明るくする
ワタクシがいて

まだまだ春は遠いなあ
と、ためいきをつく
ワタクシがいるので

ありました・・・・・(^^;)(^^)