神戸 25℃ 18℃
机に向かって
正座して
臨書をするのに
この上なく
気持ちの良い
季節がめぐって来ました!(^^)
左手すそには
イロハが日溜りで
毛づくろいをしています!!(^^)(^^)
で、
いろいろ手持ちの中から
この時季にぴったり・・・・だな
と、選んでみたのが
「安幾破起帖」と書いて
世に言う「秋萩帖」(^^)
伝小野道風・・・・
「安幾破起乃(あきはぎの)・・・・」の
書き出しよりこの名があります
草仮名随一の名品であり
平仮名へと変遷する過度期のものとして
大変貴重である、とも言われていて
10世紀末頃の作とされています
良寛さんの「ひじき」のような
書も
秋の二上山の小さな庵で
「秋萩帖」を学んで
書体が確立したのでは
と、想像したりします・・・・(^^)(^^)
書が綾なす旋律に
すこしでも感応すべく
移ろい行く季節のなかで
「この時」とばかり
瞬間と永遠と
旋律とリズムを
捕まえるべく
聞き耳をたてるのですが・・・・・(^^)(^^)