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秋萩帖

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机に向かって
正座して

臨書をするのに
この上なく

気持ちの良い
季節がめぐって来ました!(^^)

左手すそには
イロハが日溜りで
毛づくろいをしています!!(^^)(^^)

で、

いろいろ手持ちの中から
この時季にぴったり・・・・だな

と、選んでみたのが
「安幾破起帖」と書いて

世に言う「秋萩帖」(^^)

伝小野道風・・・・
「安幾破起乃(あきはぎの)・・・・」の

書き出しよりこの名があります

草仮名随一の名品であり
平仮名へと変遷する過度期のものとして

大変貴重である、とも言われていて
10世紀末頃の作とされています

良寛さんの「ひじき」のような
書も

秋の二上山の小さな庵で
「秋萩帖」を学んで

書体が確立したのでは
と、想像したりします・・・・(^^)(^^)

書が綾なす旋律に
すこしでも感応すべく

移ろい行く季節のなかで
「この時」とばかり

瞬間と永遠と

旋律とリズムを

捕まえるべく
聞き耳をたてるのですが・・・・・(^^)(^^)

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