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求めているもの 2

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もう一冊の本を書棚(?)から取り出してきた・・・
という話のつづきです(^^;)

その本の名は
河上肇( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E4%B8%8A%E8%82%87)「第二貧乏物語」!!!

平凡社版 世界教養全集 第15巻に納められている
5冊のなかの一つ・・・・

ところが本を開くとまだ一度もこれらが読まれた
形跡が無く・・・・(^^;)

なんとなく、やな予感!

とりあえず「第二貧乏物語」の目次を見ると・・・
やっぱり!!!

       目次
   序
一 まえおき
二 弁証法的唯物論(総説)
三 弁証法的唯物論(細説の1)
四 弁証法的唯物論(細説の2)
五 弁証法的唯物論(細説の3)
六 弁証法的唯物論の批判の批判
七 唯物史観(その1・社会の一般的運動法則)
    ・
    ・
    ・
十一 唯物史観から資本主義的社会の解剖へ
    ・
    ・ 
    ・
十八 労働時間延長、賃金値下げ、産業合理化―労働能率の増進等々
十九 資本主義社会の行きづまり・・・・その必然的[崩解]

とあって(^^;)(^^;)

ワタクシが想像していた
昭和前期あたりの・・・
経済学者の・・・

貧乏生活が描かれたもの・・・・

ではなかった!!!(^^;)(^^)

即、撤退!(^^;)

同じ第15巻に納められている本たちが

「空想から科学へ」F、エンゲルス「職業としての政治」M、ウェーバー「共産党宣言」K、マルクスF、エンゲルス「矛盾論」毛沢東

だったから

どうもおかしいな?と思ったのよね!!!(^^;)

当然、これらの目次も
見る気がしなく
もとの書棚へお帰りを願った次第・・・・(^^;)

・・・・・

(^^;)(^^;)
ワタクシが求めているものは
・・・・そんな・・・
・・・理屈やのうて・・・(^^;)

ほんまのほんま・・・
貧乏生活の・・・しかしそこには
人としての真摯な生き方の・・・

そこはかとなく・・・愚かでもある
人間風景が活写されている
物語・・・やっちゅうねん!!!!(^^)(^^)

ということで・・・・

このお話は・・・

単にあてがはずれて
お粗末な結果でしたという・・・・(^^)

顛末の一席!(^^;)

あにゆるさざれんや!!!
(^^;)(--;)(^^)

そうそう
それから
これが第二貧乏物語というなら
第一・・・があるはずと調べると
ございました!(^^)

河上肇「貧乏物語」(岩波文庫)

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)
戦時景気に酔う第一次世界大戦下の日本で、社会問題化しはじめた「貧乏」の問題を直視した河上肇(1879‐1946)は、なぜ多数の人が貧乏しているのか、そしていかにして貧乏を根治しうるかを古今東西の典籍を縦横に駆使しながら精魂こめて説く。富者の奢侈廃止こそ貧乏退治の第一策であると。大正5年9‐12月『大阪朝日新聞』に連載、大きな衝撃を与えた書。

とあって・・・
これも
どうやらマルクス主義的「貧乏論」のようでございました・・・・(^^;)(^^;)