記事一覧

小さな喜び

アップロードファイル 2163-1.jpg

アイコン

神戸 10℃ 3℃

大きな木に
当たる風は強く

高い山の日陰は
闇が深い・・・・・

苦悩の底の深ければ
歓喜の高みは底抜けに
光輝いていることだろう・・・

そういう世界の
あることは解っていても

それは想像でしか
過ぎなくて

ワタクシの喜びが
どれだけ・・・・小さいものか

十分に
心得ている・・・・つもり!(^^)

ついつい
政治ブログなどを
つまんでいると

いつしか
自分が世の中のことを
訳知りのように

思ってしまうもので・・・・(^^;)

三年半前の
自公政権に逆戻り・・・・か・・・

などと思うと

ささやかな
我が身の回りのことが
なんだか・・・つまらなく思えて

いやいや
こんなことでは

足元も定まらない
糸の切れた凧ではないかいな・・・・と

大いに
自省した
昨日、今日の心持ですバイ・・・・(^^;)(^^)

世の中が
どうなるにせよ

自分の
小さな、小さな
範囲だけは

何が喜びで
何を目標にかかげるかの

旗幟だけは

小さな、小さな
小山のてっぺんに

掲げていなくては
なるまいと

お腹の中心に向かって
つぶやくので

ありました・・・・

ポテチン!(^^)

そういう意味で
二日連続でしたが

朝食の
蓬餅も

やっぱり

美味しかった
です!!!(^^)(^^)

・・・・・・・

「ネット拾い読み」(43)

「日本を前に進ませるのか。後戻りさせるのか。」

野田佳彦が言う。

野田佳彦、本人が、こう言うのだ。

前に進ませる…。

つまり、国民への被曝を今後も続ける、と言う事である。
つまり、国民の日常生活の経済的基盤を、更に悪化させると言う事である。
つまり、国民の社会的環境の全てを、破壊してしまう方向に追い込み続ける、と言う事である。

日本の財務状況が危機であると、政財官報道全てが挙って言い募る。

ただ単に、表面の財政赤字の数字のみを見せて、その真の意味を悟らせないために。

財務省が、これまで通りの放漫経営的予算配分を続け、好きなだけ好きな様に税金を使える制度を変えたく無い為に。

増税を言い募る。

予算編成とその執行のカラクリを、知ってか知らずか、財務省の言いなりに消費税増税を強行する、野田佳彦に代表される日本国の為政者達は、一切国民の日常生活の実体も、日本社会の実体経済の在り方も知りもせず、ひたすら「官僚の敷いたレール」に乗って「政治を行っている」気になって満足している。

その結果が。

ワーキング・プアーの大量出現であり、非正規社員の氾濫であり、多くの中小企業の破綻であり、年金制度の破綻であり、食料自給率の悪化であり、米国駐留軍の兵士達の好き勝手な蛮行であり、オスプレイの強制配備であり、医療機関の不足と医療制度の悪化であり、放射能の氾濫であり、日本全国への内部被曝の敷衍であり、美しき祖国の山河の消滅であり。。。。

その、「壮大な日本破壊計画」という大芝居が、戦後営々と続けられて来た。

そんな日本政治のもたらした果実が、今のこの日本の現状である。

作/アメリカ合衆国。
演出/霞ヶ関官僚連合。
主演/自民党。

その、最後の大円団の「総仕上げ」の役割を担って来たのが、民主党「松下政経塾」執行部であった。

いま、我々日本国民が、緊急に必要としている事は何か。

福島第一原発の、本当の意味での収束である。

放射能放出を止める事である。

その為には、自作自演の「東電」と「規制庁」との共演による作業を止め、
原発利権に一切利害関係を持たない専門家による、正しい検証と作業の実施である。

そして、原発から100キロメートル圏の、福島のほぼ全域の住民の救出である。

彼等の為の、新しい「人間として暮らせる町」の建設と、生活の支援である。

彼等への、完全な健康管理と医療支援である。

将来にわたっての、医療サポートである。

その為の、隠し立て無い正しい検査の実施である。

その間の、東電の解体と完全国有化であり、東電経営陣への責任追及と補償の要求である。

そして、稼働中の大飯原発2機の停止である。

そこから導かれる結論として、日本人が国際的に求められている事、人道上の義務は、「原子力発電」からの完全決別である。

その上で、平行して行わなければならない事が、放射能問題以外にも存在する諸問題から、国民の生活を守る事である。

増税等、もってのほかである。

実際問題として、衆議院議員480名のうち、増税する必要が無い事を理解しているのは、「小沢一郎」とそのグループのおよそ50名、及びその同盟者で有る「田中康夫」「鈴木宗男」「亀井静香」に、あとは共産党くらいのものだ。

情けない事に、400名以上の代議士達が、財政上「増税は必要」だと思い込んでいる。

能力不足と、勉強不足と、官僚の言う事を単純に信じている事による。

しかし、増税をやらずに財政を運営して行くと言う事は、財務省を筆頭とする官僚制度の全てを、根底から覆す事になる。

特別会計を廃止する。

そして。

特別法人、特殊法人、その他の「税金中抜き」用で「官僚天下り」用に作られている組織を、ほぼ解体する必要が有る。

その事は、中央の官僚制度改革に止まる物ではなく、地方交付金の制度が変わらざるを得ず、そのことで嫌でも地方への権限委譲、つまり地方分権に辿りつく。

霞ヶ関の根本的改革は、必然的にアメリカとの関係性も、変化する事になる。

そこから、日本外交の戦略が変化する。

対米隷属外交姿勢を改め、中国敵視政策も改め、東アジアの中での日本の立ち位置の模索と、確立とを必要とする。

日本の防衛哲学も、変わらざるを言えない。

それは、「日米安全保障条約」への考え方も変わって行く事を意味する。

そのような方向性は、野田佳彦がいみじくも言う「日本を前に進ませる」事の、逆説的に正しい方向を意味する。

しかし、野田佳彦の代表される「日本支配層」は、それとは完全に逆方向に国の行方をねじ曲げて、強引に引っ張って行く事を、「前に進める」と言うのだ。

さらに、野田佳彦の言う「日本を後戻りさせる」と言うのは、『小沢抜き民主党』と言う、無能政権だからこそ可能となった、米国の意向を忖度する霞ヶ関の最終的に望む方向に、日本を強引に向かわせる程には<ムチャクチャ>はやれなかった、古き良き「自公政権」時代に戻る事、を意味するにすぎない。

野田佳彦の頭の中では、上記した「日本が緊急に必要とする方向」等は、微塵も考えていない。

そして、その「野田民主党」に対抗する「自民党」は、古き良き自民党のカケラも無く、小泉純一郎以後の「極端な」新自由主義者だけが生き残って居り、その中のミソッカスに過ぎなかった「極右勢力」が、完全に支配権を握ってしまった。

2009年総選挙で、小沢一郎がいみじくも「勝ち過ぎた」と言った通り、自民党で中庸を保つべき「リベラル層」が殆ど議席を失って、いまや戦前の再来かと疑わせる程の、強硬な右翼政党に成り果ててしまっている。

その頭目である安倍晋三は、既に総理気分で「改憲」を語り「国防軍」創設を力説する。

当然、あらゆる利権政治は生き延びる事となり、原発は新規建設すら口の端に登っている有様だ。

増税も、日本を日本たらしめている「医療制度」や「貯蓄制度」「食料生産基盤」等を売り飛ばす『TPP』参加を、「条件次第」では撤退等と誤摩化して、推進しようとしている。

自衛隊を「国防軍」と改め、「集団的自衛権」を認める憲法改悪を行って、日本の若者達を「アメリカ軍」の手先として、戦争立国アメリカが望む世界侵略の先陣を担わされる事となるのだ。

アフガニスタンにも。
パキスタンにも。
シリアにも。

去年だったら、リビアにも。

今後は、パレスティナにも、もしかしたら中国にも。

米国自身が、自ら戦端を切って落としたく無い、米軍を公式には派兵したく無い場合には、米軍が戦争をしている事にしたく無い場合には、いの一番に「日本軍」を送りつけるであろう。

その、自民党の政権構想に、且つては「平和と庶民の党」などを標榜していた時代も有った公明党が、嬉々として参画する。

この選挙で、民主党が惨敗するであろうことは、半ば既成事実となっている。

野田佳彦「民主党代表」にして、今回の総選挙の目標を「比較第一党を目指す」とのたまった。

大笑いである。

敗戦を自覚している、与党の代表。

何の事は無い。

彼は、「政経塾仲間の執行部」の再選は疑って居らず、再選された暁には「自民公明」と連立して権力の中枢に居座れる算段をしていると言うのだから。

呆れ返る、大馬鹿もの共である。

民主党国会議員から聞いた話なので、憶測では無い。

増税を決めた(つまり英雄)前総理として、「副首相」は間違いない、とでも信じている様だ。

つまり、日本が「前に進むのか」或は「逆戻りするのか」は、今回の選挙に掛かっている。

民自公に、241議席を与えてはならない。

そして、彼等三党で過半数を獲得出来ないときの、セーフティー・ネットが「日本維新の会」なのだ。

民主はこりごり。
自民はうんざり。

その、不満層の票を集める為に、維新は存在する。

その為にマスコミは、「第三極」と散々持ち上げて、国民の意識への浸透を図って来た。

ヘタすると三桁の当選を期待する所まで、風を起こそうと仕掛けていた。

橋下徹首相とまで、言い募っていた。

幸か不幸か、橋下のペテン師ぶりが、急激に化けの皮を剥がして現れてきて、石原慎太郎と組んだ事で更に国民の眼を覚醒さる事に弾みがついて来た。

これまでであれば、民自公+維新で過半数は楽に制覇で来たであろう。

幾ら「ネットの世界」で『国民の生活が第一』の支持率が高かろうと、ネット人口が有権者総数に占める割合は、まだまだ小さい。

支持者の中には、未成年も多い事だっただろう。

ネットの支持率に安心してはならない。

小沢一郎は、民主党を離党し「国民の生活が第一」を立ち上げて以来、ずっと言い続けてきた。

『私どもの政策を、国民の皆様が理解して下されば、300選挙区全部で勝利する事も可能だとおもいます』

彼の、いつもの「国民の理解力の過信」による所も有ったと思われる。

しかし、反面「国民連合オリーブの木」構想が、実際に実を結ぶと信じていた事も確かであろう。

生活で100名。
維新で100名。
大地、新党日本、社民、共産で100名。

以上300選挙区の割り振りと、共同戦線を考えていたはずだ。

橋下徹個人は、小沢一郎を崇拝しているらしい。

で有る以上、彼が仲間入りするまでは「TPP」不参加を明確にせず、彼が合流してから考え直させて、選挙戦に望むつもりだったのではなかろうか。

しかし、橋下は松井に引きずられ、竹中に引きずられ、石原慎太郎と連合するや、当初の予定は破綻してしまった。

社民党は、優柔不断で、最後の土壇場まで決めきれない。

共産党も、例に依って「政策で共闘する」と言う様な姿勢は、発想の中に存在しない。

あくまで、共産党の党勢拡大のみが存在意義である以上、その時点で日本版オリーブの木構想は、破綻してしまった。

「国民の生活が第一」単独では、現職の再選がギリギリだったかもしれなかった。

そこで、最後の手段が「嘉田由紀子」担ぎ出しだったのだ。

皆、驚いた。

実際に話がまとまり始めたのが、実に11月24日頃だったと、あとから知ってさらに驚いた。

小沢一郎は、最後の最後まで諦めていない。

実に、誇るに足りる政治家である。

当初は、大飯原発最稼働に最後までは、反対しなかった嘉田由紀子と、怪しげな脱原発国民投票を標榜して来た飯田哲也に、私は何も期待出来ないと、かなりがっかりしたものだった。

しかし。

日替わり公約や放言の続出という、橋下・石原コンビの自爆行為にも助けられ、一躍本来の意味での「第三極」なる物が具現化した。

小沢が引っ込む事で、「自民公明維新には行きたく無いが、小沢(の側近)が嫌」という離脱議員の受け皿になれた。

小沢一郎だと投票しないが、嘉田・飯田コンビなら投票する「市民活動」辺りの票が得られる。

社民も乗り易くなった。

新しい風になりうる構想だった。。。

惜しむらくは、あまりにも時間がなかった。

最低でも250選挙区くらいには候補者が欲しかった。

公示後のインタヴューに応えて石原慎太郎。

問い「選挙後には、自民党との連携は考慮されてますか」
石原「それは有ります」

つまり、「民自公三党合意+維新」という枠が、既に出来ている事になる。

橋下と松井が否定してみせれば、否定してみせる程、裏が透けて見えて来る。

彼等の求めるものは。

原発ゼロを標榜してゴマカシながら得票を得て、実体は積極推進。
新規建設も輸出も。

増税は、「三党合意」で衆院可決通りに、準じる。

TPPは、御主人アメリカ様のご意向を無視出来る筈も無く、当然参加。
「中身によっては離脱」など最初からあり得ない条約である事は隠して。

「官僚をぶった切ってみせます」(松井)(石原)

等と、選挙用に大見栄を切ってみせ、彼等程官僚の言いなりになる政治家達が、他に居るかと言うレベルなのだから。

一言で言えば『自民+公明+民主残党+維新』は<シロアリの存在が第一>である。

そうなると、<国民の生活が第一>を望む我々にあたえられた最後の希望が、「日本未来の党」だと言う事になる。

それ以外には存在しないのだから。

幸い、「日本未来の党」が出来た。

本当に幸いであった。

しかし、121名全員が当選しても、政権は担当出来ない。

それに、新党大地、新党日本、社民党を加えてもたかが知れている。

共産党は、「是々非々で」等と言って、連立等組む筈も無い。

彼等が訴える「原発ゼロ」は、思いを同じくする物達の全ての陣営を結集しての「ゼロ実現」ではなく、日本共産党の単独イニシアティヴでの「原発ゼロ実現」なのだ。

そこに有る物は、日本の安寧ではなく、日本共産党の栄光でしか無い。

小沢一郎の頭の中は、素人には読めない。

おそらく、選挙後の提携相手を模索している筈だと、信じたい。

自民、民主、公明、維新、未来、夫々がドングリ状態にでもなれば、小沢一郎は「公明」と組む可能性は大きい。

自民の中のリベラル派にも、手を突っ込むだろう。

民主で、かろうじて当選出来た「政経塾」以外の議員達にも、呼ぶかけるだろう。

維新の分割をすら、試みるかもしれない。

維新は「石原一派」「竹中・松井一派」と橋下に分けられるべき物で、全く不可能とは言え無い状態だとみる。

しかし、ふたを開けてみないと、いずれ如何ともし難いのだ。

今回の準備不足により、来年の参院選も踏まえて「党勢拡大」を計ろうと言うのが、妥当な考えなのでは有るまいか。

「国民の生活が第一」での一大旋風を期待した身としては、歯がゆい事おびただしい。

とは言え、嘉田さんの「小沢への配慮有る発言」を聞くに及んで、今回の仕儀で正解だったのだと思う事にした。

と言う事で、選挙選は始まった。

『シロアリ』vs『国民』

実に単純明快、分り易い色分けの選挙戦となった事は、不幸中の幸いであった。

この「対立構造」の象徴が、<千葉4区>で有る事は、誰しも異存はない筈だ。

日本国民を極限まで不幸に陥れる、野田佳彦。

対するは、国民の生活の充実を「福利・厚生」面から地道に政治活動をやって来た、三宅雪子。

この選挙区を、絶対落としてはならない。

千葉4区こそが、今回の選挙の全てである、と言っても過言では無い。

「シロアリ」vs「国民」の対決の象徴である。

たとえ、実数が期待通りに伸びなかったとしても、現役総理大臣を落選させる、事実はかけがえの無い「国民の勝利」と言える筈である。

全国の「小沢支持者」の皆様。

そして。

全国の「反原発」の皆様。

千葉4区を、応援しよう。

三宅雪子に、勝利させよう。

そしてさらに。

最後の最後のビックリが、新党「今は一人」の誕生であった。

山本太郎、頑張れ。

石原伸晃を叩きのめせ。

12月16日。

野田佳彦の落選と、石原伸晃の落選で、勝利の美酒を酌み交わしたい物だ。

そして私としては、飯田哲也の「菅直人化」を危惧するものである。

「未来は、嘉田さんと私の党だ」

一県知事と、一市民活動化で、国政選挙と立法府でのやり取りが出来ると言うなら、やってみれば良い。

また「小沢一郎」が後足で砂をかけられる様な事態にでもなれば、今度は即座にはなれて『国民の生活が第一』の復活で構わない。

取り敢えず、勝利の美酒を夢見て、選挙が棲むまでは頑張ろう。