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わかば風

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神戸 24℃ 17℃

今日は午後から「くもり」?(^^;)

ならば、午前中だけでも
若葉の季節を楽しみましょうな!!(^^)

特に日の出頃の
空気が美味しいですね!!!(^^)(^^)

深く深く
呼吸をいたしましょう!!!(^^)

テーマの「わかば風」としたのは
「若葉風」だと

なんだか相撲取りの四股名のように
漢字が見えたものですから・・・(^^;)(^^)

とは言っても
若葉風だと

非常に体型の限られた
相撲取りにしか似合わないし

いまひとつ・・・・猛々しい
戦闘意欲にかけるので

やっぱり、無理かな?(^^;)

季節限定!
第三のビール・・・麒麟若葉風・・・の方が

まだ、ましとちゃうかな?(^^)(^^)

などと・・・

ちゃちゃを入れて
ことば遊びに時間をつぶす

ワタクシでありました・・・・(^^;)

と、言うのも

夜明けまで
あと、

15分で

スロージョギングに出かける
その間(ま)を

こうやって
待っているわけでして・・・

で、「わかば」で
もっと、感慨深いものはないかと
探した結果

はい!

ありましたので

最後に記す次第です!!!(^^)V

 「若葉して 御目(おんめ)の雫(しづく) ぬぐはばや(ぬぐわばや) 」

                             〔背景〕芭蕉が、初夏の青葉あふれる奈良の唐招提寺(とうしょうだいじ)の境内(けいだい)にある鑑真の座像を拝した時に詠んだ句。芭蕉45歳の時の作。
                              鑑真は、幾度もの難破の末、ついに日本渡航を成功させ、日本に仏教(律宗)を伝えた奈良時代の中国の高僧。渡航中に失明し、盲目のまま日本の仏教の興隆に尽くした。本国には帰ることなく、日本の地で没した。

                             〔語注〕・若葉して=初夏の境内に照り映える若葉を用いて。 
・御目の雫=あなた(目を閉じている座像の鑑真)の御目ににじんでいる悲しみの雫(=涙)を。
※「雫」は、「若葉」の「縁語」になっていて、「涙」の意味を含めている。
・ぬぐはばや=ぬぐってさしあげたい。
※「ばや」は古い助詞。(・・・)ばや=(~し)てあげたい。〔 ・・・は、未然形となる。〕
                              <感想>
鑑真の悲しみや苦労・鑑真の成した仕事に対する芭蕉の深い思いやりといたわりが表現されている句だと思います。鑑真和尚は、この若葉あふれる美しい奈良の自然を、さぞかしその目で見たかったのに違いない、家族のいる故郷の中国にも戻りたかったのに違いない、ということも、芭蕉は思ったのでしょう。

・・・・・・・

たしかワタクシも
唐招提寺のどこか片隅で

この俳句の石碑を見たことがあったのを

思い出しました!!!(^^)(^^)