記事一覧

クヌギのヘタの「トチ渋」

アップロードファイル 688-1.jpg

アイコン

写真は竹腰和美さんの作品
織部釉角皿24cm×24cm×4cm

窯だししたら、渋抜きをしてはじめて織部が完成する。
渋抜きすると、酸化銅の皮膜がかかったようなぬめりが取れ、透明感のある緑が現れる。

とありまして
今までほとんど気にしないで
来たのでしたが

今回その渋抜きを

昔ながらの方法で挑戦してみました・・・(^^)

クヌギの実を拾ってきてヘタだけを使う・ヘタはバケツに1/3くらい入れていっぱいに水を張り、そのまま2~3週間おいておけば渋抜きできる状態になる。この溶液はクヌギなのになぜか「トチ渋」とよばれている。
 夏場は6じかんくらいで渋が抜ける。冬は溶液を温めてやらないと変化しない。渋が抜けたかどうかは、必ず手で触って確かめてみること。表面のぬめりが感じなくするっと滑る感じになったら、渋抜きできた証拠。これは塩酸で渋抜きした場合も同じである。

・・・・

というわけで
先の日曜日に採集してきたクヌギのヘタを・・・

「2、3週間水に浸けておく」、では間に合わなかったので(^^;)
煮出した煮汁に、一日中漬けて放置しておきました・・・・(^^)

が・・・結果、ほとんど変化なし???(^^;)(^^;)

で・・・この方法はまだまだこれからの課題ということにして・・・(@@;)

今回は、あっさり
シッポを巻いて引き下がることにします・・・(‘‘;)

昔ながらの技術というのは
そうそう簡単に、習得できるものでは
ありませんです!!!(^^;)(^^)

トラックバック一覧

コメント一覧