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やだねったらやだね

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神戸 13℃ 9℃

この三連休は
雨が降っても寒く
雨がやんでも寒く
晴れても寒いという
サム連休・・・・・・・(^^;)(^^)

日曜日の
明日は

神戸マラソンがあり
大阪マラソンがあり

ですが

応募して
走る方々は
気持ちの良いコンディションかもしれないけれど

沿道に立ち尽くして
一瞬に走り抜ける家族を、知人を
応援するのは

大変だぁ~~~
と想像しますね!!(^^;)

赤西さんが
元気だったら

昨日の
笹山マラソンにも
そして
神戸や大阪のマラソンにも
参加しただろうと

ふと
そんなことを
思ったり

致します・・・(^^;)

ともかく
寒い季節と言うのは

や~~~~ですバイ!(^^;)

それに
次の釣行日が
今のところ
傘マークがついているのも

まことに
や~~~~~な
ことです!(^^;)

さらに
付け加えること・・・・

今朝の
イロハの
起床は
AM2:00なのに

起きてすぐ
トイレに行ったあとは

また布団の上で
丸くなったまま

起きてきません!(^^;)

現在
AM4:00

まだ
お茶碗に
近寄っても来ませぬ!!(^^;)

いつもなら
とっくに

食事が
終わっているのに!(^^;)

ほんなこて

やだねったら
やだね!!!(^^;)(^^;)

・・・・・

「ネット拾い読み」(37)

日本のマスメデイアの堕落と腐敗ぶりを一々数え立てれば枚挙に厭わない・・・と言われていますが、結局はちゃんとした<ジャーナリスト>が居なくなった、ということに尽きるのです。

 双葉新書から、『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』 という本が出ています。著者は、マーティン・ファクラーというニューヨークタイムズ東京支局長の肩書を持つ現役記者なのだそうです。 なかなか面白い!
この人は、<はじめに> と言って、こう書いています。

≪ 2011年3月11日、東日本大震災と大津波が東北地方に壊滅的な被害をもたらした。 そして、福島第一原発で続けさまに爆発事故が起きた。 この国家存亡に関わる一大事に際して、新聞は国民の為に何を報じたか。 本書を手に取った読者が一番ご存知のことだが、3・11前と変わらず、当局の記者発表やプレスリリースを横流しする報道に終始した。
 結果的に日本の大手メデイアは、当局の隠ぺい工作に加担することになってしまった。 それは同時に、私が日本における取材活動の中で強い不満を覚えていた 「記者クラブ」 制度が抱える矛盾が、日本国民の目の前に一気に表出した瞬間でもあった。 ≫ 

 現実には、ファクラー記者の言うように、「記者クラブ制度の抱える矛盾」が国民の前に表出したという表現はオーバーに過ぎます。 なぜって・・・この国の国民の多くは、「記者クラブの矛盾」 などにはほとんど気が付かず、テレビや新聞の流すニュース記事を、100%鵜呑みにしている人の方が多いからです。
 おそらく国民の7~8割は「記者クラブ制度」などというものを知りませんし、ましてやその「弊害」なんてことは知らないに違いありません。

 新聞やテレビの世界に居る人たち・・・そこでニュースを書いたり話したりして生活をしている人たちの多くが、<自分たちは「勝ち組」に属している>と思っていて、権力に追随して腐敗堕落している、というのは間違いのないところですが、それ以上に、垂れ流される情報を無批判に受け入れている国民の側に、≪まるで問題なし≫などとは言えないほどの責任があるわけです。
 日本人の昔からの習慣、民族性、「政治的無関心」、「祭り事など、難しいことはお上にお任せするしかねえんだ」 という<お任せ主義>が、まともなジャーナリストを生み出さない温床・・・なのだと言えないこともありません。

 ファクラー記者は、このように続けています。

≪世代間格差や社会システム、官僚制度の硬直化など、この国が本当に解決すべき問題を、 なぜか記者クラブメデイアは積極的に扱おうとしない。 だからこそ私のようなアウトサイダーにチャンスがある。 小沢一郎氏を大手メデイアが総攻撃していたときには、まったく違った視点から世界に記事を発表するチャンスが生まれた。≫

 そして、この本の第四章は、<ジャーナリストが居ない国>となっていて、ここは読みごたえがあります。

 ファクラー記者は、まず 『ジャーナリストは専門職だ』 と言います。 つまり 『サラリーマンではない』 ということです。 医者や弁護士のような「専門職」なのです。

≪アメリカでは、多くの職業において転職を繰り返しながらキャリアアップをすることが一般的だ。それは新聞記者も同様で、日本のように新卒一括採用・終身雇用はほとんど存在しない。 記者になりたい者は地方の小さな新聞社や、通信社からキャリアをスタートさせ、実力をつけながらキャリアアップの為に転職を重ね、いずれは影響力のある新聞で記事を書くことを目指す。 大学を卒業して入社すれば一生安泰という日本とは対極的だ。≫

 日本の新聞記者やテレビ局の報道記者たちは、入社したときから、この国のエリート候補生です。有名大学出の高学歴の記者たちが中央官庁などの取材を重ねることで、政治家や、高級官僚と親しくなり、情報を入手する中で癒着が生まれ、自らも政界に入って行くというルートの存在すら、旧知の事実となっています。
 政治家にならないまでも、新聞社やテレビの有名無名な報道記者たちが、定年後にはコメンテーターや大学教授の肩書で登場してくるのは、いまや日常茶飯事ではありませんか。

 ファクラー記者も言います。 ≪テレビ局や全国紙の記者の経歴を眺めてみれば、東京大学や京都大学をはじめとする有名国立大学、早稲田大学や慶応大学をはじめとする難関私立大学の出身者ばかりだ。 これ以外に入社する方法がないのではと思うほど、記者になる道は限られている。 つまり、キャリア官僚とジャーナリストは同じようなパターンで生み出されていることになる。≫

 この本が教えてくれる日本のジャーナリズムの実態は、殊更日本だけに存在していることではないでしょう。 どこの国へ行っても似たり寄ったりなんだよ、という人もいるでしょう。
 しかし、日本は、中国や北朝鮮のような国ではないのです。 少なくとも、民主主義、自由、平等を標榜する先進国ではありませんか?
 少なくとも、かって、この国には権力に阿ることなく、自分の信条に基づいて記事を書き続け、権力構造や社会の腐敗や不正を暴いてくれたジャーナリストが存在したし、彼ら<正義の記者」を支えた、ジャーナリズムが存在していたのです。まだ、明治大正の時代を生き抜いた新聞記者たち、ジャーナリストの方が信念もあり勇気もあって優秀でした。

 それが、今はどうなんでしょうか? 恥ずかしくないのでしょうか?

 「記者クラブ制度」などという、楽にぬくぬくと生きられる<官報癒着の互助組織=ギルド>に守られて、ニュースソースを一元化するだけで相互監視を行い、まるで報道管制下のような記事を書き続けて恥じない<サラリーマン記者>ばかりが蔓延っているのです。 「疑惑の報道」や「偽造された報道」、「捻じ曲げられた報道」は生まれても、「真実の報道」などが生まれる可能性すら封じ込められているのです。

 なにより、自分たちを恥じない記者ばかりだってことに、絶望を感じないわけには行きません。

http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/2012/11/post-5ad4.html
2012/11/20 「誰も通らない裏道」より

「陸山会事件」で小沢一郎の高裁無罪判決が出て以降、気がついた時にはテレビで報道系の番組を見るようにしていたのだが、各局に共通するのはその扱いの小ささだ。
たとえばTBSのサンデーモーニング。コメンテーターとして出演している毎日新聞主筆の岸井成格は、2009年3月の「西松事件」以降、小沢批判をしてきた急先鋒である。
・小沢秘書逮捕と見るに堪えない政局(2009年4月1日)
http://www.the-journal.jp/contents/kishii/2009/04/post_56.html
上記のリンク先の文章にはこう書いてある。
そしてこれ(※ブログ主注 検察が捏造した西松事件)を許せば、政治資金規正法上、個人に対する企業・団体献金をいくら禁止したって意味が無いから、検察としてはこれを見逃すわけにはいかないという意図なのだろう。これは推測だが、今回の事案でここまでやる、それも公判でやるということは、これ以外になかなか考えにくい。
(中略)
だからこそ選挙全体、政局全体を考えて、小沢代表本人が決断(※ブログ主注 民主党代表の辞任)するべきで、私は「早ければ今すぐにでも」と先週27日朝のテレビ番組でも言ったが、検察が「重大悪質な事案」として公判で明らかにしていく、証拠は固めていくという裁判を抱えた人が、果たして総理大臣になれるのかということになる。

これは当時のマスメディアの典型的な主張で、各媒体が繰り返して同じ内容の報道を垂れ流し(この間、小沢の名前を流す時にはしばしば、頭に「西松建設の巨額献金事件」という語句を付け足した)、挙句に「小沢代表は辞任すべきだと思いますか?」という世論調査をやり、さらに小沢バッシングの風圧を強め、結果、小沢は粘ったものの最終的には総選挙前に民主党代表の座を降り、総理大臣への道を断たれた。
では、岸井が今回の小沢の「陸山会事件」二審無罪判決に対してどういうコメントをするのか? 私は興味があったので、先日の「サンデーモーニング」(TBS)を見たのだが、驚くことに岸井は何もコメントをしなかった。
というか、そもそもこのニュースは番組が始まってから1時間半ぐらいたったあとの1週間を振り返るコーナーのなかでサラッとビデオを流しただけだったのだ。
これには呆れてしまったが、私の見た報道番組は、すべてこれと同じパターンだった。
たとえば「とくダネ!」では、政局が騒がしくなると毎朝のように田崎史郎出演して得意げに解説する。したがって、かつては番組の冒頭から薄笑いを浮かべつつ小沢をボロクソに言うのが定番だったが、二審判決後の「とくダネ!」では田崎がスタジオにいる間にはこのニュースを扱わず、番組開始から1時間半ぐらいたった、やはりフラッシュニュースでサラッと流しただけ。
これは昨日の小沢無罪確定以後もまったく変わらない。
たとえば夕方のTBSのニュース。やはり小沢叩きの急先鋒を務めた杉尾秀哉がコメンテーターのこの番組でも、杉尾は一切無言でVTRを流すだけ(ちなみに、このニュースを紹介した女子アナは「水谷建設の裏金を小沢側に渡した」という捏造証言ビデオを「JNNのスクープです」と言って紹介したのと同じ人物だった)。
NHKニュース9の大越健介も同様だった。
ちなみに、私が見た番組のすべてに共通するのは、
・まず番組冒頭では政局のニュースを延々と流す。それも維新の会が中心のものが多く、また世論調査の結果などを交えて国民の生活が第一の支持率が低いことをさりげなくアピール。
・さらに他のニュースを流し、1日(あるいは1週間)のニュースのまとめの中で「小沢無罪」を紛れ込ませて、キャスター、コメンテーターは一切何も喋らずに次のニュースへ移る。
・VTRの内容は、検察審査会の強制起訴のあり方に問題があることを強く示唆する。
ということ。
つまり、ここには2009年以来の自らの報道姿勢に対する検証の姿勢は一切ないのである。
もちろん、マスメディアにそんなことははなから期待できないことは、こちらも承知している。が、しかし少なくとも自分たちがあれだけ罵倒して足を引っ張った政治家の無罪が確定したのだから、せめてどんなクソコメントでもいいから発言するのが、世論に大きな影響を与えているキャスター、ジャーナリストの最低限の務めであり責任ではないのか。
そういう姿勢が一切なく、自分たちに都合の悪いニュースは横並びで黙殺をするマスメディアは、一方で今日も来るべき総選挙の世論操作に余念がない。

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