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旅愁を慰める

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神戸 24℃ 16℃

爽やかないいお天気が続くと
しきりに、旅心が刺激されますが・・・・(^^)

イロハに縛られて・・・・っていうか

イロハのせいでもなく
ワタクシの望むとおりの生活をしている
わけなのですが・・・

やはり、青空に浮かぶ
雲などを眺めていると

かって見知らぬ土地の
さまざまな所に居た・・・

自身の姿が思い出されて
なつかしさで胸がいっぱいになります!!(^^)(^^)

実は・・・・このような感懐に
顔がほころんでいる本当の原因は

今読んでいるこの「本」に
ありました!!!(^^)(^^)V

嵐山光三郎「全国ローカル線おいしい旅」講談社現代新書

ちょっと、その
さわりの部分だけを
ご紹介しておきます!(^^)

195ページ・・・

象潟のタンボ道のなかに芭蕉ゆかりのカン満寺がある、拝観料三百円。山門の前には池を配した庭園があり、芭蕉像に直立してふかぶかと礼をした。ご利益がありますように。あるにきまっている。芭蕉は旅する者の守護神であられる。
 この寺にはやたらと野良猫がいる。本殿の床に二匹、芭蕉句碑の下に三匹、舟つなぎ石の下に一匹。拝観受付所に三匹。苔むした緑色の句碑には、「象潟や・・・・」の句が彫ってあるものの、芭蕉の文字はくねくねと曲がって読みにくく、そこがまた、よく読めなくてありがたいのである。寺内に舟つなぎ石があるのは、このカン満寺の周囲も入江だったからである。
 この地へは西行も来ており、「きさかたの桜は波の水面にうづもれて花の上こぐあまのつり舟」という歌をよんだ。この歌いいですよ。入江の潟に桜の花が散って、一面の花の上をつり舟が行く、という情景だ。西行が来たころは桜もあったということですね。
 とかなんとか黒オビ君に講釈しつつ道の駅・象潟「ねむの丘」(TEL0184-32-5588)へ行った。四階には展望温泉があり、入浴料三百五十円。ぬるめで黄緑色の食塩泉で、なめるとしょっぱい。この湯は油のようにヌルリと肌にまとわりついて湯上りは肌がツルツルになる。「眺海の湯」というだけあって、目前に日本海がカーブを描いて百八十度広がる絶景の湯であった。一階の道沿いに食堂や売店が並んでいる。イカリング揚げ(二百円)とカキフライ串(二百五十円)をヒロ坊と黒オビ君と三人でわけて肴とし、缶ビールを飲んだ。
 ほろ酔いで自転車にまたがって、浜風をあびて海岸沿いの細道を
フーラフラと進むのが、またいいんですね。

・・・・・

(^^)

このようにして
食べて飲んで温泉に入ってローカル線に乗って
全国津々浦々を旅する・・・本なのです!!!(^^)(^^)

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